山口瑞鳳
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人物情報 | |
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別名 | 川尻博 |
生誕 | 1926年2月21日 日本石川県輪島市 |
死没 | 2023年4月15日(97歳没) 日本東京都中野区 |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 仏教学・チベット学 |
研究機関 | 東京大学 |
山口 瑞鳳(やまぐち ずいほう、1926年2月21日[1] - 2023年4月15日[2])は、日本の仏教学者、チベット学者。東京大学名誉教授、成田山仏教研究所客員研究所員。文学博士(東京大学、1979年)[1]。石川県鳳至郡門前町(現・輪島市)生まれ。[要出典]旧名・川尻博[3]。
経歴
- 1953年、東京大学文学部印度文学科卒業[1]
- 1964年、フランスの高等研究実習院第4、第5学部退学[1]
- フランス国立科学研究センター(1958年から1962年)[1]
- ロックフェラー財団給費研究員(1962年から1964年)[1]
- 東洋文庫専任研究員(1964年から1970年)[1]
- 東京大学文学部助教授、教授
- 1986年 東京大学定年退官、名誉教授、名古屋大学文学部教授。88年退職。
受賞歴
著書
単著
- 『ナラ王ものがたり』青葉書房 (学級図書館) 1957
- 『スタイン蒐集チベット語文献解題目録』2冊組、東洋文庫, 1977-1978
- 『吐蕃王国成立史研究』岩波書店 1983
- 『チベットの仏教と社会』春秋社 1986
- 『チベット』(上)、東京大学出版会〈東洋叢書 3〉, 1987。ISBN 4-13-013033-1。
- 『チベット』(下)、東京大学出版会〈東洋叢書 4〉, 1988、改訂版2004。ISBN 4-13-013049-8。
- 『チベット語文語文法』春秋社 1998
- 『「概説」チベット語文語文典』春秋社 2002
- 『「評説」インド仏教哲学史』岩波書店 2010
翻訳・編著
- R.A.スタン『チベットの文化』定方晟共訳 岩波書店 1971、増補版1993
- 『講座敦煌6 敦煌胡語文献』大東出版社 1985
- 『多田等観 チベット大蔵経にかけた生涯』多田明子共編 春秋社 2005
論文
参考文献
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 |
- 福田洋一「日本のチベット学10年--山口瑞鳳博士の研究を中心に」『仏教学』36, 1994
脚注
- 山口瑞鳳のページへのリンク