尹貞玉による調査と女性連合会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 09:24 UTC 版)
「日本の慰安婦問題」の記事における「尹貞玉による調査と女性連合会」の解説
1990年には、梨花女子大元教授で韓国教会女性連合会メンバーの尹貞玉(ユン・ジョンオク)により調査が行われ、「挺身隊取材記」としてハンギョレ新聞に4回に渡り掲載される。 6月6日の本岡昭次参院議員(社会党)による国会質問での日本政府が慰安婦問題について「調査はできかねる」と答弁したことに抗議する公開書簡を韓国女性団体連合、韓国教会女性連合会など37の女性団体が10月7日に送付した。翌年4月1日、同じく本岡昭次参院議員(社会党)がこの公開書簡への回答を求めたことが韓国でも報道され、その中で「従軍慰安婦、約8万人」と共に、同議員の提示する沖縄朝鮮人捕虜リスト(米軍資料マイクロフィルム)が挺身隊・従軍慰安婦名簿として紹介された。 同年11月、韓国教会女性連合会、韓国女性団体連合会等16団体が集まり韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が結成され、尹貞玉が共同代表に就任した。 この時のことについて尹は、「1990年、国会で『慰安婦』問題は業者がやったことであり、日本軍は無関係であると言明した。この嘘が、韓国で挺身隊問題対策協議会が設立されたきっかけとなった」と、説明している:7。
※この「尹貞玉による調査と女性連合会」の解説は、「日本の慰安婦問題」の解説の一部です。
「尹貞玉による調査と女性連合会」を含む「日本の慰安婦問題」の記事については、「日本の慰安婦問題」の概要を参照ください。
- 尹貞玉による調査と女性連合会のページへのリンク