就学支援金不正受給
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 09:46 UTC 版)
「ウィッツ青山学園高等学校」の記事における「就学支援金不正受給」の解説
2010年から始まった「就学支援金」制度で、申請窓口の三重県から総額5億5700万円の支援金を受給していた。 2013年秋以降に、広域通信制課程のサポート校「四谷LETSキャンパス」の業務を統括した運営会社「ウィッツ」元監査役が勧誘方法を指導して、通信制課程に受給資格がない生徒が入学することで同キャンパスの生徒数を約70人から約140人に倍増させて「高等学校等就学支援金」を不正受給し、2015年12月8日に詐欺容疑で東京地検特捜部が運営会社「ウィッツ」及び親会社の「東理ホールディングス」などを家宅捜索し、2016年9月14日に、東京地検特捜部は東理ホールディングス元教育事業部長で運営会社ウィッツ元監査役及び四谷LETSキャンパスの実質的経営者を就学支援金の詐欺容疑で逮捕した。元監査役への起訴内容は計14人分の就学支援金計251万円とされたが、全体では「高等学校等就学支援金」1億5711万3千円を不正受給していた。 元教育事業部長で監査役の馬場正彦は、強制捜査の3日後に東理ホールディングスを退職し、2017年3月10日に懲役2年6月で執行猶予5年の有罪判決を東京地裁で言い渡された。
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