小谷部全一郎の説
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「義経=ジンギスカン説」の記事における「小谷部全一郎の説」の解説
小谷部全一郎はアメリカ合衆国で学んで牧師となり、北海道に移住してアイヌ問題の解決を目指す運動に取り組んでいたが、アイヌの人々が信仰するオキクルミが実は源義経ではないかという話を聞き、義経北行説に興味をもった。その後、満州・モンゴルに旧日本軍の通訳官として赴任し、「成吉思汗=義経」の痕跡を調べるべく、満蒙を精力的に取材する。1920年帰国。勲六等旭日章を授与されている。彼はこの調査によって、義経が平泉で自害せず、北海道、樺太にわたり、さらにモンゴルに渡ってチンギス・ハン(成吉思汗)となったことを確信し、大正13年(1924年)に著書『成吉思汗ハ源義經也』を出版した。
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