小谷野敦の批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:31 UTC 版)
大塚は田山花袋が「小説を書くことが自己実現であった」と書いているのを非難して、「そのような自己実現の手段としての詩や文学を読まされても迷惑だというのが、ぼくのこの国の現在にいたるまでの近代文学に対する基本的感想」としている。この大塚の発言に対して、小谷野敦は『私小説のすすめ』(平凡社新書、2009年)において、「しかし誰も大塚にそういうものを読むことを強要しても頼んでもいないのであって、仮に頼まれても断ればいいことであり、勝手に読んでおいて迷惑だなどといわれても、こっちが迷惑である」と批判している。
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