小笠原氏流の柴田氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 02:29 UTC 版)
三河国発祥の柴田氏で、近世に江戸幕府幕臣となった。 三河国額田郡柴田郷(現・愛知県)に住んだことにより柴田を称する。額田郡大井野城(現・愛知県岡崎市大井野町)は柴田左京、近藤竹右衛門の居城だった。 また井ヶ谷屋舗は柴田七九郎重政のいた地であり、井口城には柴田伊豆守がいた。また『二葉松』に「大平村大平城……、柴田左京、同藤三郎」また「柴田左京、御当代子孫3,900石」と記されている。 家譜に「小笠原大膳大夫政康の三男・左京友政を祖とす。その子・左京政成(大平城)─左京政秀」弟「丹後守政忠─郷左衛門政之─七九郎康忠(孫七郎、5,000石)─筑後守康長なり」という。 家紋は「下藤の内に一文字」、「丸小三階菱」、「丸に五形」と『寛政重修諸家譜』に見られる。 また「藤原氏なりしが、林家継の後裔・政之、外家の号を冒して柴田を号す」という記述もあり、家紋は「丸に釘抜」、「三花菱」。
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