小林正則 (政治家)とは? わかりやすく解説

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小林正則 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/23 08:53 UTC 版)

小林 正則
こばやし まさのり
生年月日 (1952-07-24) 1952年7月24日(70歳)
出生地 新潟県長岡市
出身校 産業能率大学
所属政党社会民主連合→)
新党さきがけ→)
民主党→)
無所属

当選回数 4回
在任期間 2005年4月11日 - 2021年4月10日

選挙区 小平市選挙区
当選回数 3回
在任期間 1993年7月23日 - 2005年

当選回数 2回
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小林 正則(こばやし まさのり、1952年昭和27年)7月24日[1] - )は、日本政治家。元東京都小平市長(4期)、元東京都議会議員(3期)、元小平市議会議員(2期)。

来歴

新潟県長岡市生まれ。新潟県立三条工業高等学校(現:新潟県立新潟県央工業高等学校)を経て産業能率大学卒業[2]。佐藤螺子製作所(サトーラシ)や生活クラブ生活協同組合職員を経て、社会民主連合大柴滋夫菅直人衆議院議員秘書を務める。

小平市議会議員を2期、東京都議会議員小平市選挙区選出)を3期務める。社民連の解党後は新党さきがけに入党し、さきがけ東京(新党さきがけの東京都支部連合会)幹事長も務めた。その後民主党(旧)に加わり民主党東京幹事長代理を務め、都議会では民主党政策調査会長を務める[3]

2005年4月3日執行の小平市長選挙に、民主・共産社民ネット4党の支援を受けて出馬。自由民主党公明党の推薦を受けた現職の前田雅尚市長を破り、初当選した(投票率は、40.82%)[4]

2009年4月5日執行の小平市長選挙では、前回同様4党の推薦・支援により前小平市教育長の坂井康宣をダブルスコアで下し、再選(投票率は、39.31%)。

2013年4月7日執行の小平市長選挙では前々回同様4党および生活の推薦で、自民・公明・みんな維新4党推薦の元小平市議ら3人の対立候補を破り、3選[5](投票率は、37.28%)。

小林は初当選時に「多選自粛」を公約し3期12年で引退するとしていたが、2017年4月9日執行の小平市長選で民進・共産・社民・ネットの推薦を受け出馬。自民党推薦の元市議など新人2人を破り4選。

2020年11月25日、5選不出馬を表明した[6]

小平市長

小平市は元々保守地盤の強い地域であり、東京都下で軒並み革新首長が誕生した1960-70年代にも保守市政を守り抜いたため、2005年の小林の当選により初めて非自民系の市長が誕生した。

2005年の市長選挙では、前田雅尚市長の高齢・多選による弊害が選挙戦で焦点になった。前田は元小平市職員であり、3期12年間の市長時代に職員時代を加えれば、ほぼ半世紀以上にわたって小平市政に関わっていた。小林は、前田市政の堅実さを評価しつつも、官僚的で硬直化した市政を転換すべきと訴えた。

日本共産党は当初、独自候補(小平地区労議長の山内勝男)の擁立を進めていたが、共倒れを危惧した民主党が共産党に共闘を呼びかけた結果、共産党は小林を支持した。

人物

脚注

  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、144頁。
  2. ^ 東京都市長会/多摩26市/小平市長
  3. ^ 小林正則
  4. ^ 小平市長に小林氏/共産党など支持 自公推薦の現職破る/東京 しんぶん赤旗 2005年4月4日
  5. ^ “小林氏が3選 自・公・み・維推薦候補破る”. 東京民報. (2013年4月8日). http://www.tokyo-minpo.jp/kodairashityousen130408.html 2013年4月8日閲覧。 
  6. ^ “小林小平市長が5選不出馬表明 /東京”. 毎日新聞. (2020年11月26日). https://mainichi.jp/articles/20201126/ddl/k13/010/005000c 2020年12月17日閲覧。 

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