小川勝次とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小川勝次の意味・解説 

小川勝次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 07:47 UTC 版)

小川勝次

小川 勝次(おがわ かつじ、1899年明治32年))4月16日 - 1988年昭和63年)9月7日)は、新潟県高田市(現・上越市)出身のスキー選手・指導者。第3代全日本スキー連盟会長。

来歴

1911年、郷里でレルヒ少佐の講習会を見学して以来、スキーに親しむようになる。旧制高田中学校を経て、1923年早稲田大学商学部卒。中学・大学を通じクロスカントリースキーの選手として活躍し、1923年の第1回全日本スキー選手権大会にも出場している。大学卒業後、安田銀行(現・みずほ銀行)に入行し、1937年まで勤務。この間、1923年に大日本体育協会のスキー部員となり、さらに1925年に全日本スキー連盟が設立されると常務委員となる。その後庶務委員、専務理事を経て、第二次世界大戦直後の1946年に副会長となり、日本のスキー界の復興に尽くした。1952年オスロオリンピックでは、スキーチームの監督をつとめた。1954年に小島三郎の後任として、全日本スキー連盟の会長に就任。1958年の退任後は、同連盟顧問を長くつとめた。また、日本体育協会理事も歴任した。

日本スキー史の生き字引存在であり、「日本スキー発達史」などの著書もある。

著書

  • 日本スキー発達史(1956年)
  • 高松宮殿下のスキー随行記(1975年)

参考文献

  • 小川勝次「日本スキー発達史」朋文堂、1956年。
  • 菅原悦子「歴史ポケットスポーツ新聞冬季オリンピック」大空出版、2009年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小川勝次」の関連用語

小川勝次のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小川勝次のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小川勝次 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS