小型ダイアフラムポンプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:44 UTC 版)
「ダイアフラムポンプ」の記事における「小型ダイアフラムポンプ」の解説
小型ダイアフラムポンプはダイアフラム動作に対応した2つの対になるシート付きフローティングディスクを用いる。これにより静かで信頼性のあるポンプ動作が実現される。このポンプの高い効率性はモーターポンプユニットの長い寿命から明らかである。直流モーターダイアフラムポンプは極めて優れた自吸能力があり、損傷を受けることなく空運転が可能で、70 °Cまで稼動できる。 金属製の部品が移送される物体に接触しない。ダイアフラムおよび逆止弁は、バイトン(英語版)、サントプレン(英語版)、Buna-N製が利用可能である。したがって、これらのミニ・ダイアフラムポンプは優れた化学的耐性を有している。 小型ダイアフラムポンプは、ポンプを入れて数秒以内に準備できる。モーターと分離されていることから、ポンプ本体は機械的部分を含んでおらず、短時間空運転させることができる。 セットした圧力に到達すると、ポンプ内の圧力スイッチにより自動的にポンプを停止できる。
※この「小型ダイアフラムポンプ」の解説は、「ダイアフラムポンプ」の解説の一部です。
「小型ダイアフラムポンプ」を含む「ダイアフラムポンプ」の記事については、「ダイアフラムポンプ」の概要を参照ください。
- 小型ダイアフラムポンプのページへのリンク