寺本五郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/10/29 00:39 UTC 版)
寺本 五郎（てらもと ごろう、旧姓・牧野、1910年（明治43年）7月23日[1][2] - 1988年（昭和63年）5月4日[2]）は、日本の銀行家。不動貯金銀行頭取[1][3]。日満中央協会顧問[3]。
人物
不動貯金銀行頭取・牧野元次郎の四男[1]、あるいは六男[4]で、寺本商店代表社員・寺本圭助の長女柳子の婿養子となった[5]。不動貯金銀行頭取秘書となり、貯蓄銀行観察の為欧州各国に出張し、帰朝後1935年、取締役となり、1938年、常務取締役に互選され、1939年、副頭取となり、1941年、頭取に挙げられる[1]。貯蓄銀行が戦後協和銀行となったのちは、日本相互銀行の取締役を務めた[6]。
趣味はゴルフ、茶道[1][5]。東京在籍で[3][5]、住所は東京市麻布区仲ノ町[1]（現・港区六本木）。
家族・親族
- 寺本家
- 養父・圭助（1885年 - ?、寺本商店代表社員）[1][5] - 寺本商店は東京南葛飾郡亀戸町にあったセルロイド加工（玩具雑貨製造）の合資会社で、1917年に東京セルロイドに吸収、1919年に大日本セルロイドに合併された[7][8]。
- 養母・その（1891年 - ?、東京、柴田柳三郎の二女）[1][5]
- 妻・柳子（1910年 - ?、養父圭助の長女、九段精華女学校卒）[1][5]
- 長女元子（1932年 - ）[1][5]
- 男・圭一[1][5]（カントリー・ミュージシャン、1933年 - ）
- 親戚
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k 『人事興信録 第13版 下』テ17頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年10月1日閲覧。
- ^ a b 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年～平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、830頁。
- ^ a b c 『人事興信録 第14版 下』テ17頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年10月1日閲覧。
- ^ a b c 『人事興信録 第5版』ま86頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2022年10月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『人事興信録 第12版 下』テ19頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年10月1日閲覧。
- ^ 『ダイヤモンド會社要覽』, ダイヤモンド社, 1948p445
- ^ 『産業第二号提案ニ対スル意見書』志立鉄次郎、p13
- ^ 大日本セルロイド(株)『大日本セルロイド株式会社史』(1952.09)渋沢社史データペース
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 人事興信所編『人事興信録 第12版 下』人事興信所、1940年。
- 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
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