審査通過候補者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/12 12:58 UTC 版)
「イラン大統領選挙 (2005年)」の記事における「審査通過候補者」の解説
大統領選立候補公式届出者の全てが大統領選に参加できるわけではなく監督者評議会の審査が必要である。審査を通過したのは6人で、監督者評議会から5月22日に発表された。独立系の候補者はすべて不承認となり、また保守派・改革派とも不承認者が出ている。なかでも改革派のモスタファー・モイーンおよびモフセン・メフルアリーザーデの不承認が注目された。このことは一般大衆および政党から異議が噴出し、テヘラン大学などで学生抗議運動が起こっている。また承認された候補者からも異議が生じ、最高指導者・アーヤトッラー・アリー・ハーメネイーから監督者評議会にモイーンとメフルアリーザーデの審査について書簡が出された。これはマジュレス(国会)議長で保守派のゴラームアリー・ハッダード=アーデルによる要請によるものである。ただし同書簡が監督者評議会に両者の立候補を認めるよう命じたものか、単に再考を求めたものであったかは明らかではない。翌5月23日、監督者評議会はモイーンとメフルアリーザーデの追加承認を発表した。 承認候補の一人で保守派で、イラン・イラク戦争で司令官を務め公益判別会議秘書のモフセン・レザーイーは6月15日に立候補取り下げを表明している。 以下は、監督者評議会により立候補が承認された候補者。
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