寒中見舞いとは? わかりやすく解説

寒中見舞い

読み方:かんちゅうみまい
別表記:寒中見舞

冬の寒さについて相手気遣う意味を込めて送る見舞い多く手紙葉書。暦の上では寒の入りから小寒大寒経て寒明けまでの期間が「寒中」とされ、年内で最も寒さ厳しくなる時期となる。寒の入り1月5日頃で、松の内過ぎた頃に始まるため、喪中年賀葉書やり取りを行わなかった相手への年賀代わり挨拶としても適する。寒明け過ぎて立春経てもまだ寒い中に送る見舞いは「余寒見舞い」という。転じて夏に暑さに送る見舞いは「暑中見舞い」「残暑見舞い」。

かんちゅう‐みまい〔‐みまひ〕【寒中見舞い】

読み方:かんちゅうみまい

寒の入り1月5、6日ころ)から寒明け2月4日ころ)までの約30日間葉書などを出して相手見舞うこと。喪中などで年賀状を出さなかった人に対す挨拶状としても用いる。


寒中見舞い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/08 05:49 UTC 版)

寒中見舞い(かんちゅうみまい)は、日本の慣習の一つで、二十四節気小寒1月5日頃)から立春2月4日頃)までの寒中に行う見舞いである。立春を過ぎてからの見舞いを余寒見舞い(よかんみまい)という[1]

1989年には前年に昭和天皇の病状悪化(同年1月7日に崩御)による「自粛ムード」で年賀状の差し出しが手控えられたため、官製の寒中見舞い葉書が発売された[2]

用途

郵便局[3]や年賀状印刷メーカー[4]によると、以下のような用途で用いられる。

  • 豪雪地帯寒冷地での相手を気遣う手紙
  • 節分などの季節の行事の参加依頼などの手紙
  • もらった年賀状への返事 - 出していない人から年賀状が届いたが、返礼が松の内を過ぎてしまう場合
  • 喪中の人への寒中見舞い - 喪中はがきへの返事
  • 喪中にもらった年賀状への返事
  • 喪中と知らずに年賀状を出したときのお詫び

葉書以外では、歳暮のお返しを行う事もある。

脚注

[脚注の使い方]

関連項目


「寒中見舞い」の例文・使い方・用例・文例

  • 寒中見舞いすること
  • 寒中見舞いの手
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「寒中見舞い」の関連用語

寒中見舞いのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



寒中見舞いのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの寒中見舞い (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS