富田邦敬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/07 00:40 UTC 版)
富田 邦敬（とみた くにたか）は、日本の警察官僚、警視監。国際連合東ティモール統合ミッション文民警察コミッショナー特別顧問や、内閣官房内閣審議官、埼玉県警察本部長等を経て、内閣官房内閣衛星情報センター次長。
人物・経歴
九州大学法学部卒業後、1986年警察庁入庁[1]。警察庁長官官房調査官や、東ティモール国際平和協力隊長兼国際連合東ティモール統合ミッショントール文民警察コミッショナーの特別顧問[2][3]、警察庁警備局外事情報部外事課外事調整指導官、内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）等を経て[4][5]、2012年福井県警察本部長[6]。2013年警察庁生活安全局地域課長[7]。
2014年から群馬県警察本部長を務め[8][1]、2015年には全国10県目となるタンデム自転車の公道走行許可を行うなどした[9]。内閣官房内閣審議官（内閣情報調査室）を経て、2018年警察庁長官官房付[10]。
同年から埼玉県警察本部長を務め[1]、仙台東警察署東仙台交番で巡査長が大学生に刺殺された事件を受け[11]、警察署長会議で注意を呼びかけるなどした[12]。2019年内閣官房内閣衛星情報センター次長[13]。2021年辞職。2022年 明治安田生命保険顧問、ミクシィ顧問[14]。
脚注
- ^ a b c 埼玉県警本部長に富田警視監産経新聞2018.8.21 07:09
- ^ 東ティモール国際平和協力業務の実施の結果内閣府国際平和協力本部
- ^ 東ティモール国際平和協力隊の要員の交替等について外務省
- ^ 「＜人事＞警察庁（18日）」2010年1月18日毎日新聞
- ^ 警察政策研究既刊目次第16号(2012)
- ^ 「人事、警察庁」日本経済新聞2012/4/2付
- ^ 「人事、警察庁」日本経済新聞2013/9/6 5:00
- ^ 「人事、警察庁」日本経済新聞2014/8/29 22:08
- ^ 群馬県でタンデム自転車が公道OKに 今夏めど、県警本部長が議会で答弁Cyclist（サイクリスト）-2015/05/31
- ^ 「人事 警察庁」毎日新聞2018年8月1日
- ^ 【仙台警官刺殺】死亡した容疑者は仙台市の21歳大学生 「現金を拾った」と交番訪れる産経新聞2018.9.19 18:58
- ^ 【仙台警官刺殺】埼玉県警署長会議 富田邦敬本部長、仙台の事件受け注意喚起産経新聞2018.9.19 19:48
- ^ 「富田県警本部長「検挙率が向上」 離任会見 ／埼玉」毎日新聞2019年9月5日
- ^ 国家公務員法第１０６条の２５第１項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告（令和４年１月１日～同年３月３１日分）内閣人事局
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