密漁漁船団の出現と取り締まり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 17:24 UTC 版)
「中国漁船サンゴ密漁問題」の記事における「密漁漁船団の出現と取り締まり」の解説
2014年10月末には、該当海域にサンゴ密漁船と見られる違法操業の中国漁船が、過去最多となる212隻が確認されていたが、取締りを行う海上保安庁の巡視船の投入隻数が追いつかず、仮に積極的に違法漁船を摘発した場合、日本列島への移送に、巡視船とヘリコプターが割かれてしまい、残りの漁船が野放しになってしまうため、摘発せずに漁船に警告をして、領海から追い出す措置に留めていた。 11月21日に、当該海域に巡視船を大幅に増勢できたことから、積極的に摘発する方針に転換し、10月から12月21日までに10人の中国人船長を逮捕した。このうち4人が外国人漁業規制法違反となる領海内操業容疑であった。なお週刊文春によると、海上保安庁の特殊警備隊が出動して、刃物を振り回して抵抗する中国人船長を、銃器で制圧して逮捕した事例もあったという。
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