家屋景観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:32 UTC 版)
家々が密集する対馬の集落ではひとたび火災がおこると、その被害は甚大であったため、防火・防風兼用の石積みの塀がつくられた。 石屋根:対馬産の分厚い頁岩の一枚板で葺いた屋根。強風に小屋を飛ばされないための工夫である。椎根地区の石屋根が著名。 俵物小屋:「ひょうもつこや」「ひょうもんこや」と読む。対馬各地に見られる穀物を保存していた小屋で高床式。衣類や家財道具も収納されることがあった。火気を用いる居住空間とは離して建設し、万一に備えた。 厳原の防火壁:1844年(天保15年)につくられた防火用の壁。
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