宮廷地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/31 07:43 UTC 版)
「ファテープル・シークリー」の記事における「宮廷地区」の解説
宮廷地区には以下のような建築物が残されている。 パーンチ・マハル(en)は五層の建築物である。壁がない建築物のため、遊戯、納涼、展望のための施設であったと考えられる。 ディーワーネ・アーム(公謁殿、Diwan-i-Am)は皇帝と国民が接する開放的な建築物、広い中庭をアーケードが取り囲む。 ディーワーネ・ハース(内謁殿、Diwan-i-Khas)'は皇帝の私的な謁見のための建物である。2階の吹き抜けに対角上のブリッジを掛け渡した。ブリッジの交差部分にアクバルが腰掛け、1階で諸派の賢人知者が議論するのを見ていた。 ジョーダー・バーイー殿は、アクバルの妃であるマリヤム・ウッザマーニー・ベーグムの名前がつけられたアクバルの宮殿である。ペルシア式の中庭建築であるが、イーワーンを伴わないインド建築の要素を持っている。 パーンチ・マハル ディーワーネ・アーム ディーワーネ・ハース ジョーダー・バーイー殿
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