実在の人物 「水戸黄門(水戸中納言)」
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中納言ないし権中納言に叙任された水戸藩主の唐名別称。 諱を呼ぶのを忌み嫌う慣習のため「水戸中納言」の意で用いられたのが始まり。 古代中国の律令官制における「黄門侍郎」略して「黄門」は日本の律令官制における「中納言」に相当すると考えられている。 幕藩体制下における水戸徳川家初代-11代のうち、中納言に叙任された当主は、頼房(初代)、光圀(2代)、綱條(3代)、治保(6代)、斉脩(8代)、斉昭(9代)、慶篤(10代)の7名で水戸黄門がそれだけいたといえるが、そのうちの何名が唐名「水戸黄門」で呼ばれていたかは不明である。 江戸時代から現代に至るまで第2代藩主・徳川光圀が主人公である著作や劇作などが有名なので「水戸黄門=徳川光圀」が一般的である。
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