宗人府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 09:18 UTC 版)
宗人府は、明の皇帝の九族の宗族名簿を管理しており、族譜を書き、宗室の子弟の嫡庶、封号、嗣職襲位、生没年、婚姻、葬儀などを記録していた。すべての宗室の要求を記録して皇帝に報告し、賢才を引き合わせ、損得を記録した。明の洪武3年(1370年)に大宗正院を設立した。洪武22年(1389年)に宗人府と改名して親王に管理させ秦王朱樉を初代宗人令とした。その後は元勲外戚大臣兼領となり、専任官僚を置かず、事務は礼部に移った。 官職定員品階部署備考宗人令 1人 正一品 宗人府 左宗正 1人 正一品 宗人府 右宗正 1人 正一品 宗人府 左宗人 1人 正一品 宗人府 右宗人 1人 正一品 宗人府 経歴 1人 正五品 宗人府経歴司
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