宇部市生活交通バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 07:22 UTC 版)
宇部市では、交通事業とは別に、宇部市総合政策部企画課が主体となった代替バス(宇部市生活交通バス)の運行も行っている。小野地区の交通利便性を図るためのものであるが、路線の一部が山口市域にかかっており、山口市の代替路線としての位置づけもある。一部区間が宇部市交通局の路線と重複しているが、共通乗車は出来ない。 当初は交通局の路線と異なり、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(自家用有償運送、いわゆる80条バス)での運行であった。車両は宇部市交通局と別のオリジナル塗装。2008年(平成20年)3月より燃料を食料廃油から生成したバイオディーゼル燃料のみで運行していたが、2012年(平成24年)3月より運行が宇部市交通局に委託され、車両もオレンジ色基調のオリジナル塗装の日野ポンチョ(緑ナンバー)に置き換えられた。 かつては厚東駅を拠点とした運転が行われていたが、2009年(平成21年)10月1日に路線の大幅な見直しが行われ、山口市域の嘉川駅(一部新山口駅)を拠点とした運行に改められている(これに伴い国道2号沿いの山中地区を経由する路線が廃止されている)。 宇部市営のエコ定期での乗車が可能。なお、旧楠町域では船鉄バスによる廃止代替バスが運行されている。
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