宇田川文海とは? わかりやすく解説

宇田川文海

読み方うだがわ ぶんかい

小説家新聞記者江戸生。別名に鳥山棄三、号は半痴。除々庵主人。関西文壇活躍した昭和5年(1930)歿、83才。

宇田川文海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 05:33 UTC 版)

宇田川 文海(うだがわ ぶんかい、嘉永元年2月24日1848年3月28日) - 昭和5年(1930年1月6日)は小説家新聞記者。別名に鳥山棄三・鳥山捨三(どちらも「とりやま すてぞう」)。鳥山は母の旧姓。号は金蘭(きんらん)・除々庵(じょじょあん)。江戸本郷の道具屋伊勢屋市兵衛の三男。

大阪毎日新聞」を拠点として、多くの明治初期通俗小説を執筆した。

大逆事件で死刑になった管野スガは、文海の妾だったことがあると、荒畑寒村の『寒村自伝』に書いてあったが、のち大谷渡の『管野スガと石上露子』(1989)がこれを否定した。だが堀部功夫は、この否定には何ら根拠がないとして批判し、『宇田川文海に師事した頃の管野須賀子』(日本古書通信社、2019.6)で詳細に両者の関係を調査した。

著作

  • 『士族の商業』
  • 『勤王佐幕巷説二葉松』
  • 『大阪繁昌誌』(長谷川金次郎との共著)

出典・参考文献

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