宇治王とは? わかりやすく解説

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宇治王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 06:53 UTC 版)

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宇治王(うじおう、生没年不詳)は、奈良時代皇族。名は宇遅王とも記される。官位従五位下中務大輔

経歴

天平9年(737年従五位下直叙され、内蔵頭に任ぜられる。翌天平10年(738年)閏7月に刑部大輔、12月に中務大輔と、短期間に官職を転々とした。

山背国の路上で平城京の下毛野寺の僧侶・諦鏡らが無礼を働いたとして、暴行を加えて打ち払ったことから、直後に仏罰を受けて病死した[1]。その後、王は呪い殺されたとして、王の遺族が諦鏡に対して報復したい旨を聖武天皇に願い出たが、天皇は許可しなかったという説話がある[2]

官歴

続日本紀』による。

脚注

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  1. ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “宇治王(うじおう)とは - コトバンク” (日本語). コトバンク. 2018年11月19日閲覧。
  2. ^ 『日本霊異記』

参考文献




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