宇土虎雄とは? わかりやすく解説

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宇土虎雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 16:10 UTC 版)

宇土 虎雄(うと とらお、1891年1月30日 - 1986年12月23日)は日本柔道家講道館9段)、スポーツ指導者。


注釈

  1. ^ ただし、柔道専門雑誌『近代柔道』の特集では“熊本県宇土市に生まれ…”とも紹介されている[3]
  2. ^ 熊本県体育会(1951年に熊本県体育協会へ改称)は宇土と金栗四三旧制五高教官の吉田三二がその設立に奔走し1946年4月1日に発足した組織である[8]。こちらの初代会長に金栗が着任する事が決まっていたため、熊本陸上競技協会の会長には宇土、理事長に吉田が着任する事となった[9]
  3. ^ 宇土の最終段位は9段であるが、東京高師の12年後輩である小谷澄之1984年の講道館100周年記念式で10段への昇段が発表された際に柔道評論家のくろだたけしは「年功序列からいっても、次の10段には宇土が相応しいと思っていた」と述べ、実際に9段への昇段は小谷よりも宇土の方が4年早かった事例を挙げ「講道館の昇段基準には何か計り知れない摩訶不思議さがある」と苦言を呈している[3]
  4. ^ “笑と涙の人生”と本人は書を残している[1]

出典

  1. ^ a b c d 九学の歴史に輝く人々 -宇土虎雄 熊本近代スポーツの父-(九州学院100周年記念 歴史資料・情報センター)2014年8月5日 (PDF, 9.83 MiB)
  2. ^ a b 井薫 (1997年9月9日). “第268回 熊本のスポーツ”. 熊本県サッカー協会公式ページ (熊本県サッカー協会). http://kumamoto-fa.net/blog/2014/004000/ 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m くろだたけし (1985年6月20日). “名選手ものがたり67 宇土虎雄9段 -本年94歳、東京高等師範出身の最年長柔道家-”. 近代柔道(1985年6月号)、74頁 (ベースボール・マガジン社) 
  4. ^ a b “新九段十六氏紹介”. 機関誌「柔道」(1958年6月号)、41頁 (財団法人講道館). (1958年6月1日) 
  5. ^ 工藤雷介 (1965年12月1日). “九段 宇土虎雄”. 柔道名鑑、5頁 (柔道名鑑刊行会) 
  6. ^ a b c d e f g h i j k 中村直 (1987年2月1日). “宇土虎雄九段を悼む”. 機関誌「柔道」(1987年2月号)、42頁 (財団法人講道館) 
  7. ^ a b c d 工藤雷助 (1973年5月25日). “天覧試合と名勝負 -険悪ムードの福岡・熊本対県試合は両県知事の仲裁で中止-”. 秘録日本柔道、183頁 (東京スポーツ新聞社) 
  8. ^ “玉名の有名人 -マラソンの父 金栗四三さん-”. 玉名市公式ページ (玉名市). (2009年1月19日). http://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/112/2193.html 
  9. ^ “熊本の陸上競技小史”. 熊本陸上競技協会公式ページ (熊本陸上競技協会). http://kumamoto-fa.net/blog/2014/004000/ 
  10. ^ 山縣淳男 (1999年11月21日). “嘉納師範二十年祭 -かのうしはんにじゅうねんさい”. 柔道大事典、106頁 (アテネ書房) 
  11. ^ “くまもとの偉人(熊本県近代文化功労者) -昭和33年から昭和42年まで-”. 熊本県教育委員会公式ページ (熊本県教育委員会). http://kumamoto-fa.net/blog/2014/004000/ 


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