学校の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 05:42 UTC 版)
「名古屋中学生5000万円恐喝事件」の記事における「学校の対応」の解説
事件の舞台となった名古屋市立扇台中学校は、事件当時は生徒数1300人で市内で一番大きい学校であった。事件当時の中学校では生徒同士のトラブルが頻発していた。 事件発覚当初はマスコミの取材に対し、教頭は「入院したことは知っているが、いじめや暴行を受けてのものかは把握していない」と答えた。また校長は4月6日の記者会見の席で、「ちょっとわからない」「把握していない」を連発したが、少年Xへのいじめについてはなかったときっぱり答えた。しかし、学年主任は恐喝については修学旅行の一件でいじめに関して薄々気づいていたことを述べたものの、その後の指導については「きちんとやっていた」「精一杯やった」と述べるに留まった。 2000年6月13日、名古屋市教育委員会は、休職中の前校長(事件による過労のため入院中)が減俸、教頭に戒告の懲戒処分、教員4人と市教委事務局長らも文書訓告や口頭訓告となった。また被害届が出されて捜査が進む最中に2000年3月末に少年Xの元担任だった女性教諭が一身上の都合で退職している。
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