始まりとCP/Mの全盛期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:26 UTC 版)
「CP/M」の記事における「始まりとCP/Mの全盛期」の解説
キルドールは、インテルからマイクロコンピュータ開発システム (MDS) 用の高級言語を受注。PL/I風に作られた8080用のシステム記述向け言語であるPL/M(Programming Language for Microcomputer、後のPL/M-80)コンパイラを開発した。 このPL/Mの動作環境として、キルドールがインテルに提案したフロッピーディスクベースのDOSがあった。これは採用されなかったため、後に自ら販売することにしたものがCP/Mである。インテルは後に8080/8085からの移行を支援するため、8086/8088用にPL/M-86を開発した。 ゲイリー・キルドールが1974年に開発したオリジナルのCP/Mは、インテルIntellec-8(英語版)開発システム用に開発されたもので、シュガートアソシエイツの8インチフロッピーディスクドライブを独自のフロッピーディスクコントローラー(英語版)で接続していた。キルドールは自分で開発したマイクロプロセッサ用のプログラミング言語であるPL/Mで記述した。キルドールはメインフレームコンピュータのDECsystem-10を開発に使用したことがあり、そのOSであるTOPS-10の影響を大きく受けていた。
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