妙善姫(みょうぜんひめ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/20 06:25 UTC 版)
「観世音菩薩伝」の記事における「妙善姫(みょうぜんひめ)」の解説
のちの観音菩薩。興林国の第三王女。慈航尊者の生まれ変わり。妙荘王と伯牙・寳徳妃との間に生まれる。幼い頃から肉類・魚介類を食べず、虫にも憐れみの念を抱く優しい性格。成長するに伴い優れた才覚と人徳を発揮し、国の将来を担う存在として期待されるが、やがて仏門を志すに至る。それに反対する父王から様々な妨害を加えられるもその困難を乗り越えていく。その姿は臣下や国民の胸を打ち、享楽的だった二人の姉すら感化していく。
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