樓那富律(ルナフール)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/20 06:25 UTC 版)
「観世音菩薩伝」の記事における「樓那富律(ルナフール)」の解説
幼い妙善姫が蝉を助けようとして木から落ちてできた傷を治せる医者を探している時にふらりと現われた男。須弥山の頂上に生える白蓮に傷を癒す効能があることを王に教える。南方の多寳国(たほうこく)の出身だと自称する。どことなく気品を漂わせ、端正な顔立ちをしている。飄々とした様子でからかうように王と問答する。話が事実か確かになるまで牢に入るよう命じられるが、まんまと逃げおおせてしまう。
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