女流3級から女流2級への昇級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:51 UTC 版)
「女流棋士 (将棋)」の記事における「女流3級から女流2級への昇級」の解説
2009年4月の制度改正により、研修会が女流棋士育成機関となると同時に、「仮の女流棋士資格」として「女流3級」が設けられた。女流3級は女流公式戦への参加義務があり、女流3級から正規の女流棋士(女流2級)になるためには、下記のいずれかの条件を満たすことが必要であった。なお2018年4月の制度改正後は、経過措置を除いて女流3級は廃止された。 1年間で参加公式棋戦数と同数の勝星を得る(2017年度では年度7勝以上)。 2年間で参加公式棋戦数の4分の3以上の勝星を得る(2017年度では2016年度からの2年間で11勝以上)。 女流棋士の昇段級規定の「女流1級」に該当した場合。 YAMADA女流チャレンジ杯でベスト4に進出した場合(2016年より)。 2年間で上記のいずれも満たせなかった場合は、女流3級の資格を取り消される。その場合でも年齢制限に達していなければ、再度研修会から女流棋士資格をめざすことが可能であった。 アマチュアからの女流3級になった者については例外規定として、そのまま本戦ベスト4に進出した場合は即時女流2級に昇級する。また資格を失った時に研修会に入会できる規定はなかった。なお資格を失った場合、再度公式棋戦で前述の条件を満たせば、最大3回まで資格(権利)を再取得することが可能であった。
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