奮龍二型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/27 14:07 UTC 版)
「特型噴進弾二型」(奮龍二型)はダブルベース火薬の固体燃料ロケットで、全長2.4 m、本体直径30 cm、全重量370 kg、最高速度525 mph (845 km/h)、到達高度は5,000 mであった。風洞実験の結果、選定された機体形状は円筒で中央にエレボンを備えた4枚の木製の主翼があり、後部にも4枚の安定翼を備える。80°の角度で発射され、エンジンの推力は240 kgf (2.4 kN)で3.5秒間作動する。誘導装置は、弾頭の後部にジャイロスコープ2基とサーボ機構を搭載し、サーボモータに連動する十字翼で飛行中の誤差を自動修正するようになっていた。
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