奉献の準備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/25 15:18 UTC 版)
奉仕者である旧神領民はまず、奉献団単位で宮川へ行き、御白石を集める(お白石拾い)。御白石は伊勢市内の宮川の河原で拾い集めるのが基本であるが、それだけでは足りない場合があり、伊勢市より上流の度会町棚橋や、櫛田川流域の松阪市中万町まで集めに行く奉献団もある。集める御白石は、白ければよいというわけではなく、子どもの握りこぶし大、光沢と透明感のある石英、適度に角ばっているものが良いとされる。集めた御白石は各町・大字の神社などの清浄な地で保管しておく。 お白石持の年の3月から6月の間に奉曳車の試し曳を行う。お白石持が近付くと、奉献団単位で二見浦へ行き心身を清めるとともに、お白石持の無事を祈願する。これを「浜参宮」と言い、揃いの衣装を身に付けて臨む。浜参宮は二見興玉神社で行う。
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