太陽石油四国事業所・原油貯蔵タンク火災事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 16:42 UTC 版)
「太陽石油」の記事における「太陽石油四国事業所・原油貯蔵タンク火災事件」の解説
2006年1月17日午後2時頃、太陽石油四国事業所で敷地内の原油貯蔵タンク内で火災が起こり、原油の抜き取り作業をしていた作業員7人のうち5人が全身火傷などで殉職する事故が起こった。太陽石油の規定ではタンク内での作業には社員が立ち会うことになっていたが、火災当日は一度も社員が現場におらず、作業マニュアルの任意提出を求め、安全管理に問題がなかったかどうか事情聴取を進めている。関係者は、作業員らはタンク内でスタンド式の照明3基を使っており、ライトが倒れた後出火したと供述していることから、愛媛県警察はアスファルト状の油分を含んだ汚泥が、タンク底から高さ20~30cm程度まで残っていたため、何らかの原因でこの汚泥などに火がついた可能性があるとして捜査を進めている。 また、この事件を重く見た消防庁や経済産業省、厚生労働省などの職員も、原因調査のため現地入りしている。
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