太平天国軍の性格とは? わかりやすく解説

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太平天国軍の性格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 05:09 UTC 版)

太平天国の乱」の記事における「太平天国軍の性格」の解説

太平天国軍は流賊的ではあったが、集団性格通常の流賊とは大きく異なっていた。匪賊吸収しても軍内の規律厳正で高いモラル有していた。少なくとも南京建都まではその傾向強かった。 たとえば略奪行為そのもの言うまでもなく勝手に民家侵入することすら禁止され、「右足民家入れた者は右足を切る」といった厳罰主義でもって規律維持当たったといわれる一方で清朝軍の方が賊軍じみた不正略奪行為行なっていたという。 また志気の高さも太平天国軍の特徴である。当時鎮圧当たった欽差大臣サイシャンガ賽尚阿)や両広総督徐広縉のいずれもが、従来匪賊たちと異なったものとして太平天国捉え、その成員間の結束強固なこと、死を恐れないことを上奏している。

※この「太平天国軍の性格」の解説は、「太平天国の乱」の解説の一部です。
「太平天国軍の性格」を含む「太平天国の乱」の記事については、「太平天国の乱」の概要を参照ください。

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