天龍山室駅
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天龍山室駅 | |
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三信鉄道時代の駅構内
(『静岡県鉄道写真集』(郷土出版社)より) |
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てんりゅうやまむろ Tenryū-Yamamuro |
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◄豊根口 (3.4 km)
(4.1 km) 白神►
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静岡県磐田郡佐久間村大字佐久間字山室 | |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 飯田線 |
キロ程 | 73.9 km(豊橋起点) |
電報略号 | ムロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)11月10日[1] |
廃止年月日 | 1955年(昭和30年)11月11日[1] |
天龍山室駅(てんりゅうやまむろえき)は、静岡県磐田郡佐久間村大字佐久間字山室(現・浜松市天竜区佐久間町佐久間字山室)にあった日本国有鉄道(国鉄)飯田線の駅(廃駅)。
佐久間ダム建設に伴う飯田線佐久間 - 大嵐間の経路変更に伴い廃止された。駅跡地は佐久間湖の湖底に沈んでいる。
歴史
- 1936年(昭和11年)11月10日:三信鉄道の駅として開業。一般駅[1]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)飯田線の駅となる[1]。
- 1955年(昭和30年)11月11日:経路変更に伴い廃止[1]。
駅構造
島式ホーム1面2線、単式ホーム1面1線を持つ地上駅であった。
駅周辺
駅は天竜川の東岸にあった。周辺には、佐久間村の山室(やんむろ、やんぶろ)集落があった。 駅からは木材運搬用のベルトコンベアと索道が延びており、天竜川の川べりにある貯木場とを結んでいた[2]。また天竜川の少し上流には舟下りの難所の激流、山室潭があり、やや下流の旧豊根発電所付近、湯島集落には温泉が湧き出ていた。
隣の駅
脚注
関連項目
固有名詞の分類
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