天竜山室駅とは? わかりやすく解説

天龍山室駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/30 04:03 UTC 版)

天龍山室駅
三信鉄道時代の駅構内
(『静岡県鉄道写真集』(郷土出版社)より)
てんりゅうやまむろ
Tenryū-Yamamuro
豊根口 (3.4 km)
(4.1 km) 白神
静岡県磐田郡佐久間村大字佐久間字山室
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 飯田線
キロ程 73.9 km(豊橋起点)
電報略号 ムロ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1936年昭和11年)11月10日[1]
廃止年月日 1955年(昭和30年)11月11日[1]
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天龍山室駅(てんりゅうやまむろえき)は、静岡県磐田郡佐久間村大字佐久間字山室(現・浜松市天竜区佐久間町佐久間字山室)にあった日本国有鉄道(国鉄)飯田線廃駅)。

佐久間ダム建設に伴う飯田線佐久間 - 大嵐間の経路変更に伴い廃止された。駅跡地は佐久間湖の湖底に沈んでいる。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線、単式ホーム1面1線を持つ地上駅であった。

駅周辺

駅は天竜川の東岸にあった。周辺には、佐久間村の山室(やんむろ、やんぶろ)集落があった。 駅からは木材運搬用のベルトコンベア索道が延びており、天竜川の川べりにある貯木場とを結んでいた[2]。また天竜川の少し上流には舟下りの難所の激流、山室潭があり、やや下流の旧豊根発電所付近、湯島集落には温泉が湧き出ていた。

隣の駅

日本国有鉄道
飯田線
豊根口駅 - 天龍山室駅 - 白神駅

脚注

  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、113頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 遠州常民文化談話会 編著 『佐久間の民俗』 株式会社たまらんプレス 2018年

関連項目





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