麻生釣駅とは? わかりやすく解説

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麻生釣駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 14:27 UTC 版)

麻生釣駅
駅銘板(1981年頃?)
あそづる
Asozuru
宝泉寺 (7.5 km)
(7.7 km) 北里
所在地 大分県玖珠郡九重町大字菅原
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 宮原線
キロ程 14.8 km(恵良起点)
電報略号 アソ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1954年昭和29年)3月15日[1]
廃止年月日 1984年(昭和59年)12月1日[1]
備考 無人駅
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麻生釣駅(あそづるえき)は、かつて大分県玖珠郡九重町大字菅原に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)宮原線廃駅)である。宮原線の廃止に伴い、1984年昭和59年)12月1日に廃駅となった[1]

歴史

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する無人駅であった。

利用状況

廃止前の各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員[注釈 1]
1975年(昭和50年) [県統計 1]12
1980年(昭和55年) [県統計 2]16
1984年(昭和59年) [県統計 3][注釈 2]18

遺構

駅跡は現在、自然回帰が進行しており、駅の痕跡を辿るのは困難を極める。近くを国道387号が通り、駅より100m程の場所の路側帯の隅に駅入り口の道が残っている。ただし、車では駅跡に行けない。

その他

  • 映画『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』(1978年公開)のロケ地として使用された[2]
  • 最寄りバス停の名称は「あそづる」である。
  • 1968年制作の『生活のなかの鉄道 〜ローカル線〜』で当駅の様子が紹介されている。 

隣の駅

日本国有鉄道
宮原線
宝泉寺駅 - 麻生釣駅 - 北里駅

脚注

注釈

  1. ^ 大分県統計年鑑には年間の数字が記載されているため、365または366により除して四捨五入により算定している。
  2. ^ 昭和59年度の数字は、昭和59年4月1日から昭和59年11月30日までの営業日の日数(244日)で数字を除している。

出典

  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、743頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『全国映画ドラマロケ地事典』p321 日外アソシエーツ編集(2011年)全国書誌番号: 21946393
大分県統計年鑑

関連項目




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