天明太郎とは? わかりやすく解説

天明太郎

作者坂口安吾

収載図書坂口安吾全集 7
出版社筑摩書房
刊行年月1990.10
シリーズ名ちくま文庫

収載図書坂口安吾全集 09
出版社筑摩書房
刊行年月1998.10


天明太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 20:15 UTC 版)

天明太郎
ジャンル ラジオドラマ
放送方式 収録
放送期間 1949年11月10日 -
同年12月29日[1]
放送時間 毎週木曜日
放送回数 8
放送局 NHKラジオ第1放送
制作 NHKラジオ第1放送
パーソナリティ
第1話 石坂洋次郎
第2話 林房雄
第3話 徳川夢声
第4話 宮内寒弥
第5話 村松梢風
第6話 尾崎一雄
第7話 佐々木邦
第8話 坂口安吾
特記事項:
ラジオ小説
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天明太郎』(てんめいたろう)は、NHKラジオ第1放送で1949年(昭和24年)に放送された日本のラジオドラマであり[1]、同ドラマを原作に1951年(昭和26年)製作、同年4月27日公開、池田忠雄監督による日本の長篇劇映画である[2]

天明太郎という名の青年を主人公に、当時の人気小説家・文学者の石坂洋次郎林房雄徳川夢声宮内寒弥村松梢風尾崎一雄佐々木邦坂口安吾が順番にリレー式に台本を書いたラジオドラマである[2]

放送リスト

いずれも1949年[1]

話数 放送日
第1話 石坂洋次郎 11月10日
第2話 林房雄 11月17日
第3話 徳川夢声 11月24日
第4話 宮内寒弥 12月1日
第5話 村松梢風 12月8日
第6話 尾崎一雄 12月15日
第7話 佐々木邦 12月22日
第8話 坂口安吾 12月29日

映画

天明太郎
てんめいたろう
監督 池田忠雄
脚本 斎藤良輔
中村定郎
原作
石坂洋次郎
林房雄
徳川夢声
宮内寒弥
村松梢風
尾崎一雄
佐々木邦
坂口安吾
製作 松竹大船撮影所
製作総指揮 白井和夫
出演者 佐野周二
月丘夢路
音楽 万城目正
撮影 厚田雄春
照明
高下逸男
編集 浜村義康
配給 松竹
公開 1951年4月27日
上映時間 70分
製作国 日本
言語 日本語
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天明太郎』(てんめいたろう)は、同名のラジオドラマを原作に1951年(昭和26年)製作、同年4月27日公開、池田忠雄監督による日本の長篇劇映画である[2]

ストーリー

青年・天明太郎(佐野周二)は、大学を卒業して静岡の女学校に就職するが、女生徒・緑川フミ子(月丘夢路)との噂を立てられ、辞職して東京へ帰る。出版社「婦人評論社」に転職すると、隣の席に座る染井京子(幾野道子)に好かれる。「自由文化同盟」会長の小笹五郎(河村黎吉)、「ミス・銀座」に輝いた女性、と仕事でインタヴューをするが、「ミス・銀座」は緑川フミ子なのであった。「婦人評論社」を辞め、インタヴューした際のツテを頼り「自由文化同盟」に転職するが、小笹会長がフミ子を狙っていることを知り、これまた退職してしまう。

転職を繰り返す太郎に、伯父は、家に財産があまり残っていないことや太郎の母(飯田蝶子)の苦労を告げる。

すっかり反省した太郎は、「自由文化同盟」に戻ろうと思い、小笹と自分の間を取りなすようフミ子に頼み込むが、このとき太郎は、フミ子がいまも自分に好意を持っていることを知る。太郎とフミ子は結婚し、太郎は静岡の女学校の教師に戻る。

キャスト

スタッフ・作品データ

ビブリオグラフィ

  1. ^ a b c 年譜七北数人、坂口安吾デジタルミュージアム、新潟市、2009年10月15日閲覧。
  2. ^ a b c d 天明太郎kinejun.jp, 2009年10月15日閲覧。

外部リンク




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