天体としてのリングワールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 11:29 UTC 版)
「リングワールド」の記事における「天体としてのリングワールド」の解説
詳細は「リングワールド (架空の天体)」を参照 リングワールドは幅が約100万マイル、直径がほぼ地球の公転軌道(周囲が約6億マイル)の人工のリング状天体で、内面は人間が居住可能となっている。中心に恒星があり、リングワールドを回転させることで地球に近い人工重力を作り出している。リングの両縁には高さ1000マイルの壁があり、大気が逃げ出さないようになっている。リングの内側は地球の表面の約300万倍の広さがあり、推定30兆人が暮らしている。 リングワールドはダイソン球を薄く輪切りにしたものとみなすことができ、多くの似通った特性を持つ。ニーブン自身、リングワールドのことを「ダイソン球と惑星との中間の形態」と考えている。 出版後まもなく、リングワールドは力学的に不安定であることが指摘された。10年後の続編『リングワールドふたたび』では、この問題への工学的な回答が示された。
※この「天体としてのリングワールド」の解説は、「リングワールド」の解説の一部です。
「天体としてのリングワールド」を含む「リングワールド」の記事については、「リングワールド」の概要を参照ください。
- 天体としてのリングワールドのページへのリンク