大鳥居再建
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 08:42 UTC 版)
笠間市で採掘される稲田石を使用し、1990年に建てられた大鳥居が、2010年10月の小規模な地震によって一部崩落したため、翌年に起きた東日本大震災より前に撤去されていた。 震災で被災した本殿などの修復が急がれ、大鳥居のほうは再建の着工が遅れていたが、半年余りかけて2016年10月に完成した。高さは以前の約8メートルから約10メートル、鉄製に変更され、拝殿の色と同じ「笠間朱色」で塗装された。総工費は約9千万円、全額を全国から寄せられた寄付金でまかなった。 なお「笠間朱色」とは、門前通りの景観整備が進められた2013年以降に命名されたものであり、まちづくりに関する方針として打ち出された統一感を創出するためのシンボルカラーの呼称である。
※この「大鳥居再建」の解説は、「笠間稲荷神社」の解説の一部です。
「大鳥居再建」を含む「笠間稲荷神社」の記事については、「笠間稲荷神社」の概要を参照ください。
- 大鳥居再建のページへのリンク