大量生産以後の製法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 13:45 UTC 版)
きわめて薄いポリエステルフィルムなどに金属を真空蒸着する。この金属はアルミニウム、銀、金、錫(すず)、など蒸着できる金属であれば何でも良い。ただし、価格、性能などの面からアルミニウムが一般的には多く使用されている。 アルミや銀などを蒸着したフィルムの場合、銀糸になる場合はそのまま使用されるが、金糸になる場合は フィルムを黄赤色で着色して金色にするなどカラーバリエーションに応じてフィルムを着色する。 マイクロスリッター機などで細くスリットする。この状態のものが平糸(ひらいと)であり、「箔」(はく)と呼ばれる。 この箔を別の糸と撚糸機などを用いて撚り合わせる。この工程を「撚糸」(ねんし)という。 撚り方によって様々な種類の撚金糸(よりきんし)が出来る。撚り合わせる糸はポリエステルやナイロンなどの化学繊維から綿や絹などの天然繊維まで様々な種類がある。
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