大道芸「放下(ほうか)」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 01:21 UTC 版)
放下は、室町時代から近世にかけてみられた大道芸のひとつである。 「放下」の語はもともと禅宗から出た言葉で、一切を放り投げて無我の境地に入ることを意味したが、「投げおろす」「捨てはなす」の原義から派生して鞠(まり)や刀などを放り投げたり、受けとめたりする芸能全般をあらわすようになったと考えられる。 放下は、奈良時代に散楽の一部として中国大陸から伝来した曲芸・軽業的諸芸が、中世に入ってもっぱら放下師・放下僧によって演じられるようになったものである。
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