大豆栽培の定着
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 13:25 UTC 版)
1980年代に入ると、サンタ・クルス県に大豆作のブームが到来した。これは大豆の価格が1984年に1トンあたり109ドルだったものが、1997年には205ドルに上昇するという背景があった。オキナワ移住地においても、大豆作が普及し、移住地の基幹作物へと成長した。これは、入植時には原始的な焼畑農業であったものを綿作時に機械化し大規模農業を行った経験があり、やはり機械化した大規模な大豆作への転換が比較的容易だったことがある。 1985年、CAICOの総会で大豆の搾油飼料工場の建設が承認され、1987年、工場が竣工した。大豆作の発展により、移住地の経済は急速に発展した。1980年代後半から1990年代前半にかけてオキナワ移住地に隣接する土地を日系移民達が買い漁る状況が続いた。
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