大草家料理書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 04:46 UTC 版)
江戸時代後期に集成された『群書類従』に所収されている大草流の相伝書には『大草家料理書』と『大草殿より相伝の聞書』があり、原典の成立年代は不明ながら、いずれも飲食部に所収されている。 『大草家料理書』は、中世の日本料理の様子を伝える書で、料理および饗応の雑事65ヶ条を伝え、具体的な調理法の記事も見られるが、やや故実に関する記事が多い。 『大草殿より相伝の聞書』は、飲食に関する諸事180条を掲載するが重複する記述もある。記事は料理をはじめとして魚鳥の取り扱い方。食膳の進め方など飲食の作法、その他多くの故実におよぶ。
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