大統領職の継承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 14:20 UTC 版)
「フィリピンの副大統領」の記事における「大統領職の継承」の解説
副大統領の大統領継承順位で一番である。憲法は副大統領(または次期副大統領)が大統領職を引き受けたり大統領代行を務める条件を数点規定している。 死亡や恒久的な障害、解任、大統領辞任の場合に副大統領は大統領職を引き受ける。 次期大統領が大統領の資格を得るのに失敗したら、次期副大統領は次期大統領が適任になるまで大統領として行動する。 死亡や恒久的な障害、解任、辞任又は地位を引きけるのに失敗した場合に元老院長官は副大統領職を引き受ける。 大統領が選ばれなかった場合に副大統領は大統領が選ばれ資格を得るまで大統領として行動する。 副大統領が大統領に就任した例が4つある。3つは大統領の死去によるもので、一つは大統領の辞任によるものである。 1944年のセルヒオ・オスメニャ:マニュエル・ケソンの死去による。 1948年のエルピディオ・キリノ:マニュエル・ロハスの死去による。 1957年のカルロス・ガルシア:ラモン・マグサイサイの死去による。 2001年のグロリア・アロヨ:最高裁判所(英語版)の決定を受けてジョセフ・エストラーダの辞任による。
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