大東鉱山の発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 05:42 UTC 版)
雲南市大東町阿用周辺地域のモリブデン鉱脈が発見されたのは、1912年(明治45年)簸川郡平田町(現:出雲市平田)から大峠由太郎が来訪し、周辺地区の鉱物探査を地元住人2人に依頼したことが切っ掛けである。この探査の際に清久でモリブデン鉱石が発見された。大東鉱山の鉱脈は1914年(大正3年)大東町東阿用大畑で発見された。 また、天叢雲剣が当時の他の剣よりも硬かったのは一因に、モリブデンが含まれているためとの説がある。ひとりのドイツ人が細いのによく切れて頑丈な日本刀に着目し、分析の結果、刀の成分にモリブデンが含まれていることを見つけた。さらに日本神話に登場する『天叢雲剣』に目をつけ、斐伊川上流には何か手がかりがあるのではないかと考え調査したところ、大東町でモリブデン鉱床を発見したとの説もある。
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