大川真由子
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人物情報 | |
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生誕 | 1973年(51 - 52歳) |
国籍 | ![]() |
出身校 | 上智大学文学部 東京都立大学大学院社会科学研究科 |
学問 | |
研究分野 | 文化人類学 中東地域研究 |
研究機関 | 東京外国語大学 早稲田大学 神奈川大学 |
学位 | 博士(社会人類学)(東京都立大学) |
大川 真由子(おおかわ まゆこ、1973年 - )は日本の文化人類学者。専門は文化人類学・中東地域研究[1]。神奈川大学国際日本学部教授。
来歴
1973年生まれ[2]。上智大学文学部卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学[3]。2006年東京都立大学より博士(社会人類学)を授く[4]。2010年東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員、2013年早稲田大学人間科学学術院助教、2015年神奈川大学外国語学部助教、2016年同准教授、2020年学部改編により国際日本学部准教授[5]。
主要業績
単著
- 『帰還移民の人類学―アフリカ系オマーン人のエスニック・アイデンティティ』明石書店、2010年、ISBN 978-4-7503-3152-2
分担執筆
- 「断食中こそ宴会―オマーンのラマダーン」渡邊欣雄編著『世界の宴会』勉誠出版〈アジア遊学〉、2004年、 ISBN 978-4-585-10312-7
- 「オマーンの民主化の展開―諮問評議会・イバード派・部族」日本国際問題研究所編著『湾岸アラブと民主主義―イラク戦争後の眺望』日本評論社、2005年、 ISBN 978-4-535-55438-2
- 「アラビア半島―コメ料理とコーヒー文化:オマーン」大塚和夫編著『世界の食文化10 アラブ』農山漁村文化協会、2007年、 ISBN 978-4-540-06003-8
- 「オマーンと東アフリカ間の移民―帰還移民を中心に」宮治美江子編著『中東・北アフリカのディアスポラ』明石書店〈叢書グローバル・ディアスポラ〉、2010年、 ISBN 978-4-7503-3186-7
- 「オマーン・スルターン国」松本弘編著『中東・イスラーム諸国民主化ハンドブック』明石書店、2011年、 ISBN 978-4-7503-3425-7
- 『現代アラブを知るための56章』松本弘編著、明石書店〈エリア・スタディーズ〉、2013年、 ISBN 978-4-7503-3844-6
- 「不完全な意思疎通―オマーンの生活世界はかくして成り立っている」堀内正樹・西尾哲夫編著『<断>と<続>の中東―非境界的世界を游ぐ』悠書館、2015年、 ISBN 978-4-86582-001-0
- 『オマーンを知るための55章』松尾昌樹編著、明石書店〈エリア・スタディーズ〉、2018年、 ISBN 978-4-7503-4638-0
- 「ハラール化粧品の現状」民谷栄一・富沢寿勇編著『ハラールサイエンスの展望』シーエムシー出版〈バイオテクノロジーシリーズ〉、2019年、 ISBN 978-4-7813-1403-7
- 「イスラームはエコ・フレンドリーか―オマーンの学校教科書および説教集にみる環境言説」上原雅文編著『自然・人間・神々―時代と地域の交差する場』御茶の水書房〈神奈川大学人文学研究叢書〉、2019年、 ISBN 978-4-275-02103-8
- 「湾岸諸国の女性運動―社会運動の不在あるいは団結できない事情」鷹木恵子編著『越境する社会運動』明石書店〈イスラーム・ジェンダー・スタディーズ〉、2020年、 ISBN 978-4-7503-4995-4
- 「つねに『他人』が家にいる―オマーン移民の家族と『ハーディマ(奴隷/メイド)』」竹村和朗編著『うつりゆく家族』明石書店〈イスラーム・ジェンダー・スタディーズ〉、2023年、 ISBN 978-4-7503-5565-8
脚注
外部リンク
- 大川真由子のページへのリンク