多重星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 15:09 UTC 版)
「アンドロメダ座ゼータ星」の記事における「多重星」の解説
アンドロメダ座ζ星系は、分光連星の伴星とは別に、視覚的に分解できる4つの構成天体からなる多重星である。発見したのはバーナムで、1910年に最初の観測記録がある。中心の分光連星系がA星で、その他にB、C、Dの各星が重星カタログに記載されている。その中で、C星はA星と固有運動が共通しており、真の連星の可能性もあるが、B星とD星は、たまたま同じ視線方向に位置している見かけ上の重星と考えられる。 重星の名称: WDS J00473+2416構成天体基準星観測年基準星からの離角基準星に対する方位角視等級参照B星 A星 2012 36.7秒 8° 15.3 WDSGaia DR2 C星 A星 2012 97.2秒 230° 13.6 WDSGaia DR2 D星 A星 2012 156.1秒 260° 10.8 WDSGaia DR2
※この「多重星」の解説は、「アンドロメダ座ゼータ星」の解説の一部です。
「多重星」を含む「アンドロメダ座ゼータ星」の記事については、「アンドロメダ座ゼータ星」の概要を参照ください。
多重星と同じ種類の言葉
Weblioに収録されているすべての辞書から多重星を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 多重星のページへのリンク