二重星の共通重心の計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/11 03:42 UTC 版)
単純な二重星r1では、1番目の恒星の中心から共通重心までの距離は、次の式で与えられる。 r 1 = a ⋅ m 2 m 1 + m 2 = a 1 + m 1 / m 2 {\displaystyle r_{1}=a\cdot {m_{2} \over m_{1}+m_{2}}={a \over 1+m_{1}/m_{2}}} aは2つの恒星の中心の間の距離、 m1とm2は2つの恒星の質量を表す。 aが、1つの天体がもう1つの天体の周りを公転する時の軌道長半径と一致する場合、r1は、共通重心の周りの1つ目の天体の軌道長半径となり、r2=a-r1は2つ目の天体の軌道の軌道長半径となる。共通重心が、重い方の天体の内部にある場合、その天体は、公転しているというよりは揺れているように見える。
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