外交と制海権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 16:13 UTC 版)
「ヘンリー5世 (イングランド王)」の記事における「外交と制海権」の解説
イギリス海峡の制海権を確固たるものにするためには、フランスだけでなく、フランスと同盟するヨーロッパ各国を海峡から締め出す必要があった。 アジャンクールの戦いの後、神聖ローマ皇帝ジギスムントはイングランドとフランスの和平調停のためヘンリー5世のもとを訪れた。ヘンリー5世のフランスに対する要求を緩和するように説得するためである。ヘンリー5世は皇帝を歓待し、ガーター勲章まで授与した。ジギスムントは返礼としてヘンリー5世をドラゴン騎士団に登録した。数ヶ月後の1416年8月15日、イングランドのフランスへの賠償請求権を認めたジギスムントはカンタベリー条約(英語版)を締結してイングランドを去った。
※この「外交と制海権」の解説は、「ヘンリー5世 (イングランド王)」の解説の一部です。
「外交と制海権」を含む「ヘンリー5世 (イングランド王)」の記事については、「ヘンリー5世 (イングランド王)」の概要を参照ください。
- 外交と制海権のページへのリンク