夏越の祓の風習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 22:31 UTC 版)
6月の大祓に併せ、独自の風習が備わるところがある。 京都では夏越祓に「水無月」という和菓子を食べる習慣がある。水無月は白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に包丁された菓子である。水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があり、三角の形は暑気を払うため、平安時代の貴族が旧暦6月1日(氷の朔日)、冬のうちに保存しておいて食べた氷を表しているという説がある。 2015年になってから「夏越ごはん」という行事食を広める動きが出てきた。夏野菜の丸いかき揚げを雑穀米にのせたかき揚げ丼である。公益社団法人「米穀安定供給確保支援機構」が提唱した。 高知県下では、夏越祓のことを「輪抜け様」と呼んでいる。
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