埼玉県立がんセンターとは? わかりやすく解説

埼玉県立がんセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/22 13:34 UTC 版)

埼玉県立がんセンター
情報
英語名称 Saitama Cancer Center
標榜診療科 血液科
乳腺腫瘍内科
乳腺外科
緩和ケア科
消化器内科
消化器外科
呼吸器科
胸部外科
脳神経外科
整形外科
形成外科
婦人科
頭頸部外科
皮膚科
泌尿器科
歯科口腔外科
麻酔科
放射線科
病理科
腫瘍診断・予防科
許可病床数 503床
一般病床:503床
機能評価 一般500床以上:Ver5.0
開設者 埼玉県
管理者 坂本裕彦(病院長)
地方公営企業法 全部適用
開設年月日 1975年11月1日
所在地
362-0806
埼玉県北足立郡伊奈町大字小室818
位置 北緯35度58分49秒 東経139度37分15秒 / 北緯35.98028度 東経139.62083度 / 35.98028; 139.62083
二次医療圏 県央
PJ 医療機関
テンプレートを表示

埼玉県立がんセンター(さいたまけんりつがんセンター)は、埼玉県北足立郡伊奈町にある医療機関。埼玉県が運営する県立病院として設立され、2021年4月に「地方独立行政法人埼玉県立病院機構」による運営に移行した。埼玉県の都道府県がん診療連携拠点病院緩和ケア病棟あり)に指定されている。埼玉大学大学院理工学研究科の連携大学院でもある。

概要

埼玉県政施行100周年記念事業の一環として、1975年(昭和50年)に現在の丸山駅の西側に開設。敷地一帯は旧石器時代から室町時代にかけてたたら製鉄で栄えた大山遺跡であり、発掘調査のうえ旧本館病棟が建設された。1985年に南館、1998年に緩和ケア病棟を備えた東館の増築により400床へ増床された。

2008年4月1日より、埼玉大学大学院理工学研究科の連携大学院になる。

2013年11月に旧本館から700メートル北にある山林(KDDI小室用地・大山遺跡跡)に最新設備を備えた10階建の新病院が竣工し、同年12月30日に完全移転した。旧病棟の本館・南館は2015年に解体・緑地化され、東館は臨床腫瘍研究所と看護研修室として使われている。

組織は病院(診療科・看護部)、臨床腫瘍研究所(2005年に研究室から改称)、図書館、事務局からなり、臨床腫瘍研究所ではがん予防研究担当、がん診断研究担当、がん治療研究担当の3分野において研究を行っている。

臨床腫瘍研究所(旧東館)と旧本館

診療科

医療機関の指定等

  • 保険医療機関
  • 労災保険指定医療機関
  • 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療)
  • 生活保護法指定医療機関
  • 母体保護法指定医の配置されている医療機関
  • 臨床研修病院
  • がん診療連携拠点病院
  • 特定疾患治療研究事業委託医療機関
  • 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関

交通アクセス

  • 埼玉新都市交通伊奈線丸山駅より
    • 丸山駅から徒歩15分
    • けんちゃんバス:がんセンター行き(平日のみ運行)、終点下車
  • JR東日本高崎線上尾駅より
    • 朝日バス : がんセンター行きまたは同経由伊奈役場行き「がんセンター」下車。早朝夜間は敷地内に乗り入れず「がんセンター北口」が最寄りとなる。
    • けんちゃんバス : がんセンター経由蓮田駅西口行き「新がんセンター」下車
  • JR東日本宇都宮線蓮田駅より
    • けんちゃんバス : がんセンター行きまたは同経由上尾駅東口行き「がんセンター」下車

2013年12月の新病院開業以前は臨床腫瘍研究所(旧東館)前に「がんセンター」バス停とタクシー乗り場が設置されていた。現在も旧本館向かいに朝日自動車菖蒲営業所(2002年3月までは東武バスウエスト上尾営業所が運行)の折返場と乗務員休憩室が置かれている。

出身者

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「埼玉県立がんセンター」の関連用語

埼玉県立がんセンターのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



埼玉県立がんセンターのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの埼玉県立がんセンター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS