基本プロセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 02:20 UTC 版)
「白黒リバーサルフィルム」の記事における「基本プロセス」の解説
コダックが示す基本的な現像工程の定義は以下の通りである。 第一現像 - 撮影によって感光したハロゲン化銀の結晶を金属銀に還元してネガ画像を起こす。時間と温度が仕上がりを左右する。全暗室で行う。 水洗 - 第一現像液を除去する。全暗室で行う。 漂白 - 金属銀がかたちづくるネガ画像を溶解するが、残留したハロゲン化銀には影響は及ぼさない。全暗室で行う。 水洗 - 漂白液を除去する。全暗室で行う。 洗浄 - 水洗で落とせなかった漂白液を完全に除去し、第二現像に備える。 再露光 - 撮影時に感光しなかったハロゲン化銀の結晶を感光させる。 第二現像 - 再露光で感光したハロゲン化銀を金属銀に還元してポジ画像を起こす。 水洗 - 第二現像液を除去する。 定着 - 感光しなかったハロゲン化銀をすっかり除去し、産出する金属銀を最低限に抑える 最終水洗 - 定着液を除去する 乾燥
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