型の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 06:42 UTC 版)
共通型システムは大別して2つの型をサポートする。 値型 値型はデータを直接的に保持する。値型のインスタンスはスタックに確保されるか、あるいは構造体の中に直接確保される。値型には整数や浮動小数点数といった組み込みのもの(ランタイム内で実装されているもの)、ユーザー定義のもの、そして列挙型がある。いずれもCTSでは構造体の一種として扱われる。 参照型 参照型はデータのメモリアドレスへの参照を保持する。参照型のデータはヒープに確保される。参照型には自己記述型 (self-describing types)、ポインタ型、インターフェイス型があり、自己記述型はさらに配列型、クラス型に分けられる。さらにクラス型にはユーザー定義クラス、ボックス化された値型、デリゲートがある。文字列型System.Stringはimmutableな参照型として実装されている。
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